業務用エアコンは大型で設置スペースがなかなか確保できないため、大規模な工事となります。設置環境によって見積もりが異なるので事前のリサーチが重要となるのです。明細も複雑になるためよく確認することが重要です。まずは、資材費用で、電源や配管類がまず挙げられます。
周辺にコンセントがない場合や外と遠い距離にある場合は、資材を多く使う事となります。ホースやケーブルやそれをうまく設置するためのラックなどがあります。また、室外機の設置には大規模な工事が必要となるのです。置台といって金属フレームやコンクリートで土台を作っていきます。
そこに設置して倒れ防止や点検しやすいように通路や手すりを設けていくのです。設置場所の作業性を確保するために重機が必要となります。高いところではクレーン車や高所作業車が必要です。このレンタル代金や使用料が請求されることになるのです。
また、作業者の方の出張費用や手袋などの安全対策費用が補助的に必要となります。いろいろな工事にかかわる帳票類作成の費用も必要となるのです。安全日誌や計画などがこれに該当します。さいごに、エアコンを設置する際のレイアウトや設計図といった設計費用を要求されるのです。
業務用エアコンの工事費はこのように多岐にわたり明細が書かれるため、現地での見積もり作業と交渉がカギとなります。業者によっては各明細の単価が異なるため、業務用エアコンの工事費の競合見積もりがより安い工事費を実現するのです。